2014年12月19日から24日の朝まで、総勢33名の参加者でアルプスの大自然の中思いっきりスキーをたのしんできました。
現地でガイド兼スキーインストラクターの沼さんと合流し、山の中腹、ゴンドラの中間駅、標高2308mにある山小屋で3泊4日の合宿でした。
天候にも恵まれ、大自然の中でのスキーに子供たちの目がいつもの何倍にも輝いていました。
アルプスの雄大な景色、雲の上、まるで空を飛んでいるかのようで気分は最高。
スキーはASOBO!のコーチと沼さんとでグループに分かれて行いました。
子供たちの上達の早いこと!
いつの間にかほぼパラレルで滑る子もたくさん出てきました。
大人の参加者もある時は子供たちと一緒にレッスンを受け、
あるときは大人だけを沼さんがとっておきの場所へ連れて行ってくれ、もちろんスキーの指導も受けることができました。
夜は満天の星空。流れ星も見られました。
宿ではゲーム大会、クリスマス会と楽しみ、反対に私の誕生会をお祝いしてくださってびっくり。
感謝感激で目から汗が・・・
今回何よりよかったと思うのはメンバーの素晴らしさです。
参加者の子供たち、大人の方々、沼さんはじめスタッフのみなさん。
大きな子が率先して小さな子の世話をしてくれたり、自分たちで朝起きて支度をして時間通りにきびきび動いてくれました。
子供の持つ力にはスキー以外のさまざまな場面でも目を見張るものがありました。
大人の参加者の皆さんも荷物を手分けして持ってくださったり、移動時に子供たちを見てくださったり、昼食のとりわけを手伝ってくださったり。
そしてわが子と一緒であっても子供のことはスタッフを信頼して任せてくださったことも何よりありがたかったです。
今回、無事大きなけがも事故もなくスキー合宿をとり行えたのは子供たち、大人の方々の協力あってこそと思います。
改めて深く御礼申し上げます。
もちろん旅にトラブルはつきもの。小さなトラブルはいくつもありました。
初日は事故渋滞に巻き込まれたり、レンタルに時間がかかったりと大変ご迷惑をおかけしてしまいました。
また、子供たちもロッジの中で走り回ったり夜遅くまで騒いだり。
子供たちの辞書に「歩く」という文字はないかのようでした(笑)
初めてアルプスの高嶺に来てあの景色を見て雪と戯れたら興奮して無理もないことですが・・・
しかし・・・
室内スキーと違って大自然の中でのスキーは危険と背中合わせ。
コーチの指示をしっかりを守っていれば安全ですが、勝手な行動をとって一歩間違えれば誇張でも脅しでもなく
本当に命に関わる危険があります。気を引き締めないと大変なことになりかねません。
初日の夜と翌朝、そのことをスタッフおよび沼さんからもう一度子供たちに厳しくしっかりそのことを伝えました。
やはりアルプスで多くの子供たちを指導してきた沼さんの言葉には大変重みがありました。以降、子供たちの様子も随分変わりました。
節度を持ちつつ大いに楽しむ。
その線引きが子供たちの中でもしっかりできてきたように思います。
沼さんのようなプロフェッショナルと子供たちとの出会い(大人のわれわれにとっても)が何かしら心の種まきとなっていずれ芽が出てふくらんで大きな花を咲かせてくれるといいな、と思いました。
みなさま、本当にありがとうございました!
またぜひ沼さんとのアルプス・スキー合宿に行きましょう!
ASOBO!アルプス・スキー合宿は総勢33名