ASOBO!アルプススキー合宿 2018
日程:ロッジ宿泊 2018年12月21日~24日の3泊4日 4日間夢のアルプスで思いっきりスキー三昧。 雄大なアルプスの大自然のど真ん中のロッジに3泊。 場所:スチューバイ・タール氷河スキー場(オーストリア)

お片付けワークショップ?! きれいにするよりまず大事なことって?

昨日でそろばん春期講習終了。本棚が毎度嵐のようになるのでお片付けミニワークショップ(笑)開催しました。もっと早めにやっておけばよかった(笑)

参加者は幼稚園生と小学校低学年(そこにいた子強制参加)。
ぐちゃぐちゃの本棚の前に集合、「2分で片付けてみよう」
案の定、一生懸命、しかもみんな無言で黙々と頑張るもほとんど成果なし。


「こうしなさい」とか「これはダメ」とか教えずに自分で気づかせたいので、とりあえずは「はい、よくがんばった!」と遊びに送り出す。

自分が大事だと思っている力、プロセスは、

「観察」「発見」「考察」「試行」

です。このプロセスを子ども自身が経験することが大事だと思っていて、その中には失敗することも必要不可欠な要素です。

まずは片付けられなかった「失敗」からスタート。

20分後、子どもたちが戻ってくると本棚がビシッときれいに完璧になっている。しかも背表紙をすべてピターっと本棚前面にそろえてある。

さて、そろばんに入る前にワークショップ再開。

「さっきと何がちがう?何か発見したら教えて!」と観察させます。

幼稚園生も自分で気づいたことを口にする。言語化は拙くても何言ってるのかわからなくとも口にできたことをほめてあげます。

「数字が順番になってる」(シリーズものが1巻から12巻まである)
「おーっ、さすが!そうだよね、シリーズが順番に並んでるよね」とオウム返しでほめる。
「前が同じ」(たぶん、背表紙がそろっている点)
「そうだよね、きれいだよね。これは高等テクニックだけどここまでできたら最高!」
「ここは小さいの、ここは大きいの」
「おーっ!そうだよね。背の順になってるよね。こっちは小さい本。こっちは大きい本。」

観察して発見したことを言語化することで一般化、考察に至ります。あとは実践、試行あるのみ。この中で失敗が生きてきます。

「じゃあ、もしこんなんなってたらどうする?」
と言ってシリーズの中の1冊を全然違うところに背表紙を奥にして突っ込むと、我先に元の位置に戻そうとする子たち。
10巻を8巻と9巻の間にしまってくれた。すると、
別の子がそれを9巻と11巻の間、正しい位置に入れ直す。失敗がある方がより効果的です。

こんな感じで数冊、元の位置に戻すゲームをしたあと質問してみました。

「本棚きれいになってると気持ちいいし見つけやすいよね。でも、きれいにしなくてもいいんだよ。」

「???」

「だってもともときれいだったらきれいにしなくていいよね?」
「でも、きれいにするより大事なことがあるんだけど知ってる?」

これはさすがに答えられないかなあ、と思いながら聞いてみると1人の子が

「元にもどす」

と即答したのでびっくり。
元に戻しましょうとか一度も言わなかったのだけど気づくし言語化できるんですね。家でいつも言われていて習慣になっているのかもしれません。いいですね!

「すごい、○○!賢いなあ!そうだよね。読んだ本はもとにもどしたらぐちゃぐちゃにならなくてきれいなまんまだよね。でも、たくさんの子が元にもどさなかったらどうなっちゃう?」

「ぐちゃぐちゃになる」(あからさまな誘導尋問・・・もうちょい工夫したいなと思いつつ)

「本棚がきれいにしておくのには何が一番大事?」

「きれいにする」

「うん、そうだね。でも、きれいにするより大事なこと。」

「元の場所に戻す。」

「それだ!読んだら必ず元の場所に戻せばぐちゃぐちゃにならないんだよね。」

たぶん、また同じことを何度もやらないといけないと思いつつ、でも何度もやれば文化として根付いて子どもたちの間で継承していくようになれば何よりです。そのうちこうしたことも大きい子にやらせてあげた方がいいかな、と。

しかし!
子どもたちの中で一番小さな子が本棚の前を通るたびに本を整理してくれるようになりました。かわいすぎる!

授業終了時は椅子を自分で片付けて、机をきれいに整列させて、お迎え待ちの子は掃除機をかけたりして教室をきれいにしてくれます。
こういう日本的習慣は良いことだと思うんですよね。

家でも子どもが進んで実践してくれれば何よりです。
あ、これって自分のこと(笑)